理事長ごあいさつ 美容医療に携わる医師・関係者の皆様へ
一般社団法人日本美容医療リスクマネジメント協会
理事長 坪井 良治

皆様、はじめまして。
一般社団法人「日本美容医療リスクマネジメント協会」のHPにようこそ。
当協会は2019年6月より名称を「日本美容医療責任共済会」から現在の名称に変更しました。
その主な目的は美容医療に関する事故・苦情相談サービスはそのままに、美容医療に関する医師賠償責任保険の部分を共済会ではなく、東京海上日動火災保険株式会社に引き受けていただくことにしました。
従来ですと共済会の制限として千名の会員の方までしか入会していただけませんでしたが、今回の変更で会員数の制限がなくなりました。
したがって、当協会の入会条件を満たし、当協会の趣旨に賛同いただける方はどなたでもサービスが受けられるようになりました。
当協会の前身は2002年に日本美容医療協会所属の有志により任意団体として始まり、2011年に一般社団法人化されました。
現在の「日本美容医療リスクマネジメント協会」は、日本美容医療協会、日本抗加齢美容医療学会、日本美容皮膚科学会の3つの団体出身の役員を中心に運営されています。
当協会の契約者となるためには、いずれかの団体の会員であるか、審美歯科医のように当協会が認めた特別会員であることが必要です。
しかし、今後は、日本形成外科学会、日本皮膚科学会、日本臨床皮膚科医会などにも参加を呼びかけて行く方針です。
ご存じのように、美容を唯一の目的とする医療行為は医師賠償責任保険ではカバーされません。
当協会は、賠償責任に至らない苦情・クレームに対して処理サービスを提供します。
また、美容医療事故により損害賠償請求を提起された場合には当協会が相談・調査にあたり、医師・クリニック・病院が負担すべき賠償額を東京海上日動火災保険株式会社が引き受けます。
当協会の大きな特長は、経験豊富な複数の審査員が在籍し、個々のご相談事案に対して適切なアドバイスをすることです。
美容医療業界では新しい機器や技術の発展がめざましく、多様化もしています。
当協会では刻々と変化する状況に素早く対応できる体制をさらに整えていきます。
リスクマネジメントの観点から、美容医療に携わっておられる全ての皆様に当協会への入会を強くお勧めします。
《理事長プロフィール》 坪井 良治(つぼい りょうじ)
東京医科大学 名誉教授
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本医真菌学会認定専門医
日本褥瘡学会認定褥瘡医師
日本性感染症学会認定医
再生医療認定医
■略歴
広島県出身
1980年 防衛医科大学校卒業
1987年 順天堂大学大学院医学研究科修了(医学博士)
1999~2013年 NHKラジオ「暮らしの電話相談」皮膚科を担当
1987~1989年 ニューヨーク大学医学部細胞生物学教室研究員
1990~2002年 順天堂大学講師・助教授(皮膚科学)
2002~2020年 東京医科大学主任教授(皮膚科学分野)
2011~2014年 日本美容皮膚科学会理事長
2012~2015年 東京医科大学病院 病院長
2012~2018年 毛髪科学研究会代表世話人
2016~2018年 日本医真菌学会理事長
2019~2021年 日本褥瘡学会理事長
2020~2021年 戸田中央総合病院皮膚科部長
2021年9月~ 西新宿サテライトクリニック院長