細胞の分泌物「エクソソーム」使った自由診療に注意 厚労省、安全性など未確認

厚生労働省は31日、美容目的などで「エクソソーム」と呼ばれる細胞の分泌物を使った自由診療が広がっていることを受け、そこで使われる製品には国の薬事承認を受けた医薬品はなく、安全性などが確認されていないと注意喚起した。都道府県などに対し、効果効能をうたうような製品の広告や販売への指導や取り締まりを徹底するよう要請した。

エクソソームを含むとされる成分を使った医療を行う医療機関に対しても、安全性に留意するよう求めた。厚労省は同日付の事務連絡で、①エクソソームを病気の治療目的に使用できると示している②承認された医薬品と誤認させる③医薬品のような効果効能を説明している―といった製品があった場合に、自治体が指導を行うとした。

医療機関向けには、エクソソームなどを用いた自由診療をする場合には、日本再生医療学会が品質やリスクの管理についてまとめた手引を参考に安全な実施に努めるよう呼びかけた。
(2024年7月31日 産経新聞WEBより転載)

定款変更:「出資金制度」は「入会金制度」へ移行いたします。

法人第13期定時社員総会において「出資金制度」は「入会金制度」への移行が承認されました。
「出資金」は「入会金」として読み替えをいたします。
入会金は入会時にお支払いいただく制度金になります。退会時のご返金はございません。

※詳細については会員様へメール配信(またはFAX)いたしました『法人第13定時社員総会のご報告』をご確認ください。
よろしくお願いいたします。

法人第13期定時社員総会のご報告

当協会は、法人第13期定時社員総会を2024年6月30日にホテルグランドヒル市ヶ谷において開催し、決議事項は滞りなく承認されました。
なお、定款第15条「決議の方法」および一般社団法人法第49条の2「社員総会の決議」の規定を満たしており本総会開催は有効となりました。

会員の皆さまにはご協力とご賛同いただきましたこと、誠に感謝申し上げる次第です。

厚生労働省、不適切な美容医療の取り締まりへ初会合、対応案を年内めどに整理

厚生労働省は6月27日、第1回「美容医療の適切な実施に関する検討会」を開催し、美容医療に関する現状と検討の方向性を提示した。美容医療は健康保険が適用されない自由診療で実施されているものの、近年、不適切な医行為によるトラブルの相談が問題となっている。
(2024年7月5日 日経メディカルより転載)